陶芸家・竹田道生(みちお)さんの器がたくさん届きました。京都の中部、京丹波町というところで現在作陶されている方ですが、作品は南仏やオランダのアンティークのような佇まい。作家もののうつわにはめずらしく、電子レンジと食洗機の使用可能と利便性があるのもうれしいですね(と言いながら私はどちらも所有していないので実体験はないのです、すみません)。
竹田さんの作るうつわの魅力を写真と文章で説明するのはむずかしく、ぜひ実物を見て触っていただきたいのですが・・・野暮とは思いつつもアイテムごとにご紹介します。
まずはボウル。ぽってりしたフォルムがなんともいえない愛らしさ。
写真によっていろんな色に見えるかも知れませんが、全て白釉であたたかみのある白です。
形や大きさは1点ずつ微妙に違います。くびれの部分のラインの入り方もさまざま。
カフェオレやヨーグルト、グラノーラ、フルーツなどが入ってるところはすぐイメージできるかもしれませんが、私は主にスープやサラダボウルとして使っています。見た目よりたっぷり入るのでシチューなどでも大丈夫です(おかわりは必至)。
アンティークのスプーンと合わせてもしっくりくる雰囲気。マドレーヌなどの焼き菓子をこんもりと盛ってもかわいいだろうなあと想像。
次は杯(さかずき)です。一般的に「ゴブレット」と呼ばれる形です。
ワインはもちろん、コーヒー、紅茶、お水、ジュース、ビール、日本酒、何を入れてもいいと思います。脚が長くない(というか、ほぼない)ので気軽に日常使いできるのがこの形のいいところ。
鉄釉(濃いマスタードイエロー)と飴釉(ブラウン)もあります。
デザートにも利用してみたいです。鉄釉に抹茶味、飴釉にいちご味のアイスクリームを入れたりしてカラーリングを楽しむのもいいですね。
竹田さんの器は全て、見えない底の部分にも釉薬がかかっているので、ひっくり返してその表情を確認するのも一興。
笑いながら控えめに「同じものが作れないんです」とお話しされていた竹田さん。どれも一期一会です。1点ものだからこそ、期間限定の個展という形ではなく定番でお取り扱いさせていただきたいと思いました。ぜひ自分だけのお気に入りを見つけにいらしてください。
明日はティーアイテムをご紹介します。
竹田道生 (すべて電子レンジ・食洗機使用可)
ボウル ¥3,850
杯 ¥3,300
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