FLOWERS 2

フラワーモチーフアイテムのご紹介、第二弾です。

Saint-Uze(サン・チューズ)のウォータージャグ。Saint-Uzeはフランス南東部にある地域。古くから陶磁器の生産が盛んだったこの地域で焼かれた器の総称としても使われます。こちらは100年近く前のアンティークですが欠けやひびなどもなくとてもきれいな状態です。鮮やかなコバルトブルーの花模様はさることながら、なんとも悩ましいボディの持ち主でいらっしゃるのでぐるりと一周していただきました。

持ち手の位置が注ぎ口と垂直に付いているのがおもしろいです。よく見ると持ち手にも絵付けがされているところ、注ぎ口に花のレリーフが入っているところなど細部まで手がこんでいて、道具として作られたものですが、何も入れずに鑑賞用としても成り立ちます。
Antique Saint-Uze water jug 
φ9(注ぎ口まで12、持ち手まで14)・H 15cm ¥13,200

②同じくSaint-Uzeのマスタードポット3兄弟。雰囲気こそ似ているけれど、三者三様のフォルム、絵柄、持ち手。特に持ち手のデザインの違いから職人の芸の細かさが伝わり、胸がときめくのは私だけでしょうか。
Antique Saint-Uze mustard pot 
φ4.5〜5.3・H6.3〜7cm 各¥3,080 

Saint-Uze窯スープポット。先の4点よりさらに古いものと思われます。貫入の入り方が静かで美しい。こちらも持ち手にレリーフが入っています。
φ13(持ち手まで15.8)・H7.9cm ¥6,380

④イギリスのティーキャディスプーン。紅茶の茶葉をすくうためのスプーンです。ピューターなので銀とはまた違う趣きがあります。手のひらに乗るほどの小ささなのですが、見てください、この繊細な花柄。蝶までいます。
上のポットといい、長い年月を経て受け継がれてきた道具はどこか静寂な雰囲気をまとっています。このスプーンで茶葉をすくってお茶を淹れるティータイム、豊かな時間が過ごせそうです。
Antique tea caddy spoon 7.5cm ¥5,830

お店には今、いただきものの生花もいくつか飾っています。どれも1週間以上前のものですがまだ元気なのでうれしい。

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