Gefleのカップ&ソーサー

今日はスウェーデンの古いカップ&ソーサーをご紹介します。北欧ヴィンテージがお好きな方は説明などなくとも見ただけでかわいい!となるアイテムかと思いますが、一応うんちくを傾けさせてください。

Gefle(ゲフレ)は今はなきスウェーデンの名窯。1910年に創業し、1935年にUpsala Ekeby(ウプサラエクビー)に買収され、同社の一ブランドとなりました。数々の名品を残し最盛期には西欧でも名を馳せていたようですが、60年代から経営が悪化し1979年に閉業しました。そのため、今では希少なアイテムも多くコレクターも存在するようです。
こちらはオオバコを意味するGroblad(グローブラード)というシリーズで、オオバコの葉と花が手描きされています。エナメルのようにつるっと仕上げられた深いブルーが日本の瑠璃釉のようで魅力的。
ソーサーの裏のバックスタンプは「UPSALA-EKEBY SWEDEN GEFLE」とあります。おそらく1960年頃のもの。
サイズは小振りなのでストレートのコーヒーか紅茶、エスプレッソが合うと思いますが、飾っておくだけでもいいですよね。
サイズがぴったりな小さめのスプーンもあります。こちらはイギリスのアンティークでシルバープレート(メッキ)です。
柄の部分のさりげないデザインも愛おしい。
小さくて肉眼では読めなかった裏にある刻印、iPhoneで撮って拡大したら読めました。「WB & S R P」です。WBはメーカー名だと思うのですが、社名が特定できませんでした。William Bros.かなあ。一番左のアーガイルのようなマークも気になります。どなたか詳しい方教えてください。
それにしてもこのセット、毎日使わなくても常に目につく場所に置いておきたいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
Vintage ウプサラエクビー(ゲフレ)カップ&ソーサー  ¥6,600 Thank you ! Sold out.
Antique ティースプーン ¥1,650

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