43・44・・・

今日ご紹介するのはまたまた古いもの。ナンバープレートです。

イギリスからやってきた「43」番さんとフランスからやってきた「44」番さん。数字が入った商品は他にもあるのですが、たまたま違うルートからやってきたこちらの2つが連番だったので並べてみました。

イギリスご出身「43」番さんは真鍮製。ハンドメイドなので数字が少し歪んで打刻されているのがいいですね。「LMS」とは「ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道」の略で1948年に国有化されるまで存在した鉄道会社です。こちらで使われていたことは確かなのですが、どんなシチュエーションで使用されていたのでしょうか。
ChatGPTによりますと、サイズが小さく数字が2桁のため、車両備品(ランプや工具)の管理番号だった可能性が高いとのこと。ふむふむ。

この「43」番さんが現役で働いていたのは少なくとも1948年以前のこと。ギリギリまで在籍していたとしても2025年の今日まで80年近くの年月をどこをどう流れてここまで辿りついたのか、非常に興味深いところです。
一方、フランスご出身「44」番さんはホーロー製なので若干持ち重りがします。こちらも手書きのフォント(書体)がたまりません。このフォントから1920年代頃のものの可能性が高く、おそらくアパルトマンや施設の部屋番号として使われていたようです。「43」番さんよりかなりお年を召されているのでさらに来し方行く末が気になります。
ホーロー製のアンティークは欠けたりサビたりしているものも多いですがこちらはとてもきれいな状態。
さて、一体これらを何に使うのか?
「43」番・・・チェーンをつけてキーホルダーやペンダント、自分のものとわかる識別用に傘などに付ける、ラッピングのタグとして、背番号43番の選手もしくは選手のファンの人へのプレゼントなどなど。
「44」番・・・かごバッグや厚手のキャンバストートバッグに縫いつける、木製のドアやチェアにつけたりガーデニングでコンテナにつけたりプチDIY、44番がラッキーナンバーの人へのプレゼントなどなど。

他にもいろいろと用途はありそうですが、個人的にはこういったアイテムは「引き出しにしまっておいて、たまに取り出して見てはほくそ笑む」という感じで持っています。それでこそ「雑貨」だと思います。

Vintage brass number plate(England)4.5×3cm ¥1,650
Antique enamel number plate(France)6×4cm ¥1,650

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