おいしくできる!ホームメイドアイスティー

ホットティーをおいしく淹れるのは自分の好みを把握してさえいれば簡単で、慣れればリーフでポットを使って淹れるのも全く手間ではなくなります。私は毎朝歯を磨くのと同じ感覚でリーフで紅茶を淹れています。

が、アイスティーとなると話は別です。味と香りともにしっかり残ったままおいしく淹れるのが結構むずかしい。氷を使う分、ホットより手間もかかる。茶葉によってアイスには向き不向きもあります。一番の難問は「クリームダウン」といって冷やすと白濁してしまう現象が起こりやすいこと。味には問題ないので自分で飲むなら濁ったままでもいいのですが、少し時間を置いて家族も飲むとき(冷蔵庫に置くとさらに濁ることが多い)やお客様に出すときは気になります。そんな時に便利なのが当店ではすでに人気のこちら。

スリランカ紅茶専門ブランド、MITSUTEA(ミツティー)さんの「本格アイスティーハウスブレンド」です。紅茶ではあまり見ないカラーリングのパッケージもかわいい。
アイスティーに向く茶葉をブレンドしたものがティーバッグになっていて、こちらはたっぷり800mlほど作れるサイズが1包入っています。作る時にはお湯の量を別で計量しなくていいので先日ご紹介したHARIOの耐熱ガラスポットが便利です。
<作り方>
①沸騰したお湯をポットに500ml注ぐ。
②ティーバッグを入れ、蓋をして3分蒸らす。
③待っている間に氷を300g量っておく(面倒かもしれませんがこの工程は外せません。急冷が必須だからです。最初に何回か量ればだいたいこのくらいとわかるようになるので慣れたら目分量でもOK)。
・・・3分後
④ティーバッグを取り出し、ポットに氷を入れる。
氷が溶けたら出来上がり。

保存する場合は、氷が完全に溶けてからそのまま冷蔵庫に入れてください。飲むときにさらに氷を入れても入れなくてもそこはお好みで。
氷が完全に溶けた状態で見てみたら、ちょうど800mlできていました!色がきれいですね。クリームダウンもしません。
初めて飲んだとき、おいしさに唸ってしまいました。この味を言葉でどうお伝えしたらいいか考えていたら、MITSUTEAさんのウェブサイトで「黄金糖のような」という表現を見つけてよく思いつかれたなと感動しました。その通り!懐かしい!
「黄金糖」をご存知でしょうか。昭和の(特に関西の?)おばあちゃん家には必ずあったといっても過言ではない、宝石のようなアメちゃんです。こちらの紅茶、シロップを入れなくても甘味があるので本当に黄金糖みたいなのです。紅茶らしい香ばしさとコクもしっかりあるので、ぜひ最初は何も入れずにこのまま飲んでみていただきたいです。
ポットは最初から最後まで1Lサイズを使ってもいいですし、500mlで作って1Lサイズで氷を量り、そこに注いでもどちらでもOKです。

市販のペットボトルの紅茶や水出しもそれはそれでおいしいですが、本来の紅茶の成分や旨味は熱湯で抽出しないと出ませんので、作ったことがないという方はぜひホームメイドアイスティーにチャレンジしてみてくださいませ。

MITSUTEA 本格アイスティーハウスブレンド
800ml用ティーバッグ(1包入) ¥378

HARIO 耐熱ガラスポット(電子レンジ・食洗機使用可能)
500ml  w13×D9(底の直径)×H14.1/ 口径7.3cm ¥1,760
1L  w15×D11(底の直径)×H16.6 / 口径7.3cm ¥1,980

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