7月22日(火)まで『日本産展 -MADE IN JAPAN-』開催中です。
出品アイテムのご紹介、第6弾はタイムリーに万博グッズです。2025ではなく1970の方。
パンフレットはソ連、ブルガリア、イギリス、全体のミニガイドなどがあります。ソ連邦って若い方はご存知でしょうか。ロシアのことです、昔はソ連(ソビエト社会主義共和国連邦の略)だったのです。
昔の紙もので注目すべきはなんといってもグラフィックデザイン。IllustratorやPhotoshopなどのデザインソフトはおろか、パソコンもありませんから全部手作業です。パソコンのない時代のグラフィックデザインを見るといつも不思議なのが、今より自由に作られているように見えること。現代の方がはるかにできることは多くなっているはずなのに、なぜかツールが乏しい時代の方に新鮮味を感じます。ミニガイドを開いたところ。太陽の塔と参加国のイラストだけでもなんだかかわいい。
各パビリオンの写真が載っていて、その横にスタンプを押して完成させるスタンプアルバムもあります。いわゆるスタンプラリーのスタンプ帳ですね。スタンプ帳というにはあまりに立派なつくりです。
各パビリオンとスタンプのデザインがこれまたおもしろい。奇天烈なのからカッコいいのまで似たようなデザインがないところがすばらしい。スタンプだけでもまさに万国の博覧会。各パビリオンの写真が載っていて、その横にスタンプを押して完成させるスタンプアルバムもあります。いわゆるスタンプラリーのスタンプ帳ですね。スタンプ帳というにはあまりに立派なつくりです。
表紙をめくると序文の最後にこのスタンプコレクションをいつまでも座右の友にしてくださいとあります。座右の友、いいですねえ。
スタンプとパビリオンのデザインが絶妙にリンクしているのがわかりますか。2025でもスタンプラリーはあるみたいですが、デザインは1970に軍配が上がるのでは。
ガスパビリオン!入ってみたい。
紅茶好きとしてはセイロン時代のスリランカ館も気になりました。
「万国旗とホステス」ユニフォームがすてき。「日本は勿論、世界各国の美女達が観客の眼を楽しませます。」って、今なら炎上必至なことが書いてあり、時代背景を考えながら見るのも勉強になります。個人的に一番ときめいたのがモザイクで描かれたエンボス加工のポストカード。左側のトンネルのようなものは富士グループ館、真ん中に太陽の塔、右手の櫛の先が尖ったようなのはマレーシア館。横向きに2枚つながっていて真ん中で切り離して使う仕様。切手を貼る位置に「国内は七円切手」とありました。七円!現在開催中の万博といろいろ比べてみるのもおもしろそうですよね。どうやら1970はミャクミャクのようなキャラクターが存在しなかったようです。シンボルとしてあった太陽の塔がその役割を果たしていたのでしょうか。
他にもチケットやバラ売りのポストカードなどこまごました紙ものもあります。
日本産展の中でEXPO'70グッズのみ通販可能ですので気になるものがございましたら、お手数ですがCONTACTよりご連絡ください。