7月22日(火)まで『日本産展 -MADE IN JAPAN-』開催中です。
出品アイテムのご紹介、第7弾も前回からの紙もの続きで千代紙です。27×39cmの大きめサイズ、2柄のみ。
出品アイテムのご紹介、第7弾も前回からの紙もの続きで千代紙です。27×39cmの大きめサイズ、2柄のみ。
東京の谷根千(やねせん)と呼ばれる古くからの下町文化が残る地域に今もお店を構える、いせ辰製です。いせ辰は江戸時代創業の老舗で千代紙やおもちゃ絵(子どものおもちゃに使われていた絵で浮世絵の一種)の版元です。
大河ドラマの「べらぼう」にハマっている私は蔦重と何らかの交わりがあったのではとちょっとワクワクしながら調べてみましたが、残念ながら時代が被っていませんでした。江戸時代といっても300年近くもあるわけですからそりゃそうですね。
室町千代紙と呼ばれる日本の伝統紋様が描かれた千代紙は、今も江戸時代の浮世絵と同じ製法で作られています。木版手摺り、紙は愛媛の手漉き和紙を使用。この和紙がめちゃくちゃ丈夫です。ちなみにこちらは20数年前のものです。
もう一つは小さなクロスにも見える小紋柄。色がいいです、味のあるかわいい赤。
版権所有の次のマークはおそらく「辰」のくずし字。このまま飾ってもいいですし、ラッピングに使ったりぽち袋や封筒にしたりしたら、それこそ粋ではないでしょうか。
※価格は店頭にてご確認ください。
※ヴィンテージ品という性質上、ご来店前のお取置きはお受けいたしかねます。必ず店頭で実物をご覧ください。
※ヴィンテージ品のため売り切れの際はご容赦ください。