『日本産展 -MADEIN JAPAN-』出品アイテム②

今日も7/11(金)から開催する『日本産展 -MADE IN JAPAN-』で販売するアイテムを一部ご紹介します。

柳宗理のカトラリーやキッチン道具。
柳宗理は主に20世紀に活躍した日本を代表する工業デザイナー。父は民藝運動の創始者として知られる柳宗悦です。私は新卒で入った会社で取り扱いがあったことから存在を知り、カトラリーに始まり、やかん、鍋、フライパンなどを長年家でも使っています(ちなみに一番のおすすめはやかんです。紅茶を淹れるときは柳のやかんじゃないとダメなのです。何がいいかはいくらでも語れますので当店では取り扱いがありませんがご興味のある方はお声がけください)。
橋や高速道路の照明など公共の大型作品からインテリアショップや雑貨屋では定番ともいえる家具や家庭用品まで、幅広い範囲で名作をいくつも生み出した柳宗理。雑誌や書籍でよく拝見していたお顔は笑っていることが多かったこともあり勝手に親しみを覚えていました。2011年に亡くなった時は自分の祖父が亡くなったかのようにショックだったほど。

以前訪れた、金沢にある柳宗理記念デザイン研究所の入り口の写真も明るい表情でした。
柳のテーブルウェアやキッチン用品にはムンクの叫びのような顔マークが必ず入っています。これは柳シリーズを数多く取り扱っている佐藤商事のシンボルマーク。火星人をイメージして作られたものでその名も「マーシャン」といいます。マーシャンと柳は切っても切れない関係。
パンチングストレーナーにも入っています。
作られているのは日本が世界に誇る金属加工業のまち、燕三条。ステンレスの優れた製品はほぼ燕三条で作られているといっても過言ではない、ものづくりにおいて全幅の信頼のおける地域です。
写真のカトラリーとパンチングストレーナーの他に後半になるかもしれませんがボウルやグラスも出せそうです。

※価格は開催(7/11(金))以降店頭にてご確認ください。
※ヴィンテージ品という性質上、ご来店前のお取置きはお受けいたしかねます。必ず店頭で実物をご覧ください。
※ヴィンテージ品のため売り切れの際はご容赦ください。