静かに輝くアクセサリー(リング)

職業柄、私自身がほぼつけないこともありアクセサリーは取り扱いしないつもりでした。でも、歳の離れた友人が翠香(すいこう)という名前で展開しているシルバーアクセサリーがシンプル過ぎず、かといって主張し過ぎず、(勝手ながら)今の私の年代の手にちょうどいい感じがするのです。そこで、当店は私と同年代以上のお客様が多いこともあり、置かせてもらうことにしました。

アイテムとしてはリング、ピアス、イヤカフの3種類があります。今日はリングをピックアップ。

アクセサリーをつけないといっても、歳を重ねるにつれて全く何もないと寂しく見えるようになりました。
特に年齢が出やすいと言われる手。シミや皺が目立つようになり(夏に日焼け止め、真冬にハンドクリームすら塗らないのが悪いのでしょうが)昔つけていた指輪も似合わなくなっている。シルバーは好きだけど、ピカピカに磨かれた小麦色の弾けるような肌に似合うようなタイプでは無理がある・・・。知らない間に手持ちのものがどれも似合わなくなっているお年頃なのです。

でも、この白く鈍く光る仕上げは歳を重ねた手にもなんだかしっくりきます。1点ずつご紹介していきます。

①光粒(こうりゅう)/ まめまめ シルバー950 ¥10,000(7〜11号の価格 / サイズオーダー可能)
太陽に照らされた水面に小さく無数に揺らめいた光を粒として表現しています。微細なシルバーを本体表面に施し、不規則な凹凸面への艶加工と白仕上げを混ぜることで繊細な白い輝きを放ちます。(翠香さんより)
日本の伝統紋様の一つでもある玉つなぎのようなモチーフがかわいらしい印象ですが、つけるとさりげなく、一つでも重ねづけしても素敵です。

②小砂利 / 小石 シルバー950 ¥6,000(サイズオーダー可能)
雨上がり、地面でそっと静かにきらめく砂利、中でも落ち着いた輝きを放つ小石をモチーフにしています。(翠香さんより)
平らなリングにちょんと乗ってる粒がポイント。粒は真ん中に来てもずれていてもいいのでその日の気分に合う位置でつけてみてください。
サイズのバリエーションがあるのでどの指につけてもいいのですが、個人的には小指につけるのが一番好みです。
③空洞 / 白・短 シルバー950 ¥22,000(7〜11号の価格 / サイズオーダー可能)
ぽっかりと開いた空洞。個性的ながらも肌に馴染み他のアイテムと調和できるよう柔らかなテクスチャと色味に仕上げています。(翠香さんより)​​​​​​​
翠香さん自身はまだお若いですが、「穴から指の皺と毛(笑)を見せてほしい」とのこと。
デザインはインパクトがありますが、マットな白が落ち着いた印象を与えてくれるので普段使いでも違和感がありません。
先述の通りの私の手を晒すのもどうかと思いましたが、モデルさんのような美しい手でもリアリティがないかと思って撮ってみました(笑)。全部試してみましたが、こちらが一番手の粗が目立たなかったです。
というわけで個人的にはこちらが一番気に入りです。

すべて1点1点手作りのため個体差があります。
翠香のデザインソースは「身近にあるけれど近づいてみないとよく見えない、ひっそりと力強く生きる植物や生き物の曲線、膨らみや形状の奇妙さと美しさ」にあるそう。

彼女の独特の視点から生まれる繊細で有機的なアクセサリー。タイトルだけではなく作品そのものからもどこか日本らしさを感じるのは、日本古来の美意識を改めて大事にしたいという思いがあり、それをきちんと表現できている証です。コンセプト通り、着物に合わせても粋でしょうね。これからの季節は黒やネイビーなどダークカラーのニットやコートにも映えることと想像します。

今年もあと2週間。1年間がんばった自分へのご褒美にいかがでしょうか。

※私の撮影スキルで実物の空気感を伝えるのは至難の業ですのでぜひ実物を見にいらしてください。

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