紅茶メーカーのトレーディングカード

イギリスから入荷したばかりのアンティークの中から、紅茶関連アイテムのご紹介。企業の販促物でこのクオリティとは!と今回入荷分の中で一番心躍ったものです。

Brooke Bond(ブルックボンド)という紅茶メーカーのトレーディングカード集。
ブルックボンドをご存知でしょうか。昔はよくテレビでCMが流れていたイギリスの紅茶メーカーです。CMソング、今でも歌えます。「ブルーックボンド ブルーックボンド ブルーックボンド ブルーックボンド 飲ーんで飲んでみてみて プリーズ」と当時は無意識に口ずさんでいたくらいです。懐かしすぎて検索してしまいました。ご存知ない方はこちらからどうぞ。
そんな、日本でも一世を風靡したことがあるブルックボンド社が紅茶の販促のために作っていたトレーディングカード(ピクチャーカードやティーカードといわれています)のコレクションブック。つまり、紅茶を買うとこれらのうちのどれか1枚が付いていてそれらを集めた冊子というわけです。プロ野球チップスの選手カード&ファイルのようなものですね。

こちらのブックはおまけのカード製作のために印刷会社まで作っていた(!)ブルックボンドが特に人気を博した1950年代のもの。当時は同業他社も多くのカードを作っていて、さまざまなシリーズがあったようです。

素晴らしいのは、販促のためだけではなく教育も兼ねていたという点。今子どもたちが夢中になって集めているトレーディングカードにもその観点はほしいなあ。あるのかしら?

さらに、そのクオリティがとんでもないのです。
イラストを担当したのはC.F. Tunnicliffe(チャールズ・フレデリック・タニクリフ/1979年没)。鳥のほかにもイギリスに生息する野生動物をさまざまな手法で描き続けた画家です。タニクリフが挿絵を手掛けた書籍は400冊以上にのぼるといわれているそう。
細密な鳥の描写はさながら図鑑のようです。
それぞれのカードの下には鳥の名前や生態が添えられています。

紅茶を飲んで、カードを集めて、自ら貼るという楽しみもあるカード&ブックが芸術性と教育性も兼ね備えているとは。そりゃコレクションしたくなるし、現在も多くのコレクターに愛されるはずです。
カードだけではなく、説明のためのイラストにもグッとくるので眺めているだけでも楽しめます。
森の賢者、フクロウのページ。同じくイギリスからやってきたフクロウのフィギリンと同胞の共演。
野鳥といえば、以前仕事でお世話になった余白珈琲さんを思い出してしまいました。いつも野鳥の観察に余念がなく、コーヒー豆のパッケージも自作の消しゴムハンコで押された季節の野鳥なのです。お元気かなあ(ちなみにコーヒーもすごくおいしいのでおすすめです)。
見れば見るほどタニクリフの画集を手に入れたくなり、検索しまくっている今日この頃・・・。見つかったら喫茶スペースに置いておきますね。

まずはこちらをぜひお手に取って見てみてください。

Antique Bird Portraits ¥4,580

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