当店から徒歩15分くらいのところ(阪神西宮駅から南へすぐ)に「あとりえ すずかけ」というアトリエがあります。
一羊会(いちようかい)という社会福祉施設が運営されている「あとりえ」で、知的しょうがい(※)のある作家がスタッフと一緒にアート創作および展示活動をされているワクワクするスペース。この度ご縁があって3月に開催される富塚純光(とみづか よしみつ)さんという作家の個展にお誘いいただき、sancaが1日出張喫茶をさせていただくことになりました。
会場下見と打ち合わせを兼ねてお邪魔してきたのでその時の様子をレポートいたします(展示会の詳細・告知はまた別記事で書きます)。
出店当日の私の仕事はお茶を淹れることなので、客席と給湯設備の下見が主な目的だったはずなのですが、入った瞬間から、いや入る前から気になるものがあり過ぎてキョロキョロ、ウロウロ。
展示(一部は販売も)されている作品がどれも魅力的で目を奪われるのです。アートとしてすばらしいのはもちろんですが、ご本人が意図していないユーモアがあったりウィットに富んでいたりするのがまたおもしろい。
それぞれの作家がどんな方かと話してくださる、担当の三栖さんと神田さんが「(作品に)人柄が出てる」とよく言われていました。そんなお話を聞いていると、すばらしい作品を生み出す作家にしょうがいの有無はあまり関係ないのだなと感じました。さらに、私には三栖さんと神田さんの活動は作家さんたちのサポートというよりは、さまざまな形で協働創作をされているというスタンスに見えました。共同でもなく協同でもなく「協働」です。
しばらくお店に飾っていますので、気になる(そらなるやろ!)方はぜひお手に取って見てみてください。
だからか、スペース全体の雰囲気自体がとてもクリエイティヴでアーティストのアトリエそのものでした。
内装工事の際、柱の必要性からできたそうですが、一人で集中できるこんなブースがあったのも印象的。
家に飾りたい!欲しい!となったものもたくさんありまして。敬愛するクリエイターの企画展を観にギャラリーや美術館へ行ったときと同じ感覚になり、ちょっと興奮してしまいました。
打ち合わせそっちのけで気になって仕方なかった人形。森本拓己さんという方が描かれているので「たくみ人形」と名付けられています。いつも目の玉を描かれないので「魂抜かれてる」人形(笑)。それがいい!
どうしても連れて帰りたくなり、三栖さんが付け足されたというおへそとパンツとサコッシュ付きの洒落た人をお持ち帰りしました。打ち合わせそっちのけで気になって仕方なかった人形。森本拓己さんという方が描かれているので「たくみ人形」と名付けられています。いつも目の玉を描かれないので「魂抜かれてる」人形(笑)。それがいい!