2席しかない喫茶コーナーで、月に1回・3日間だけトーストをご用意しています。1月はお正月休みがあったのでイレギュラーで17(金)〜19日(月)ですが、基本的には第1金曜の翌日から土・日・月です。モーニングというわけではなく、営業時間(10〜18時)内ならいつでも召し上がっていただけます。いつも2ヶ月前には営業カレンダーにて告知していますのでよければご覧ください。
近頃は日にちをチェックしてトースト目当てにご来店くださる方もいらっしゃるので、お出ししている食パンのことについて書いておきます。
使用しているパンはかまパン&ストアの「いつもの食パン」。
徳島県の神山町という山間部に地元の食材をふんだんに使ったランチで人気の、かま屋というお店があります。かま屋と同じ敷地内に併設されているベーカリーが、かまパン&ストア。
「いつもの食パン」の材料は北海道産小麦・自家培養発酵種・牛乳・粗精糖・食塩、以上。自家培養発酵種というのはいわゆる天然酵母。こんなにシンプルな材料だからこそ、かけ継がれている酵母が肝なんだろうなと勝手に思っています。
初めて「いつもの食パン」を買ったとき、まず重さにびっくり。持つとずっしりとしていて、生地が詰まっているのがわかります。トーストしてバターで食べると、大げさでなく感動しました。「ごはんのようなパン」と謳われている通り、力強さがあって腹持ちがいい。でも、不思議と食べ心地は軽く、1枚食べて満足・・・ではなくすぐまたもう1枚食べたくなる、まさに主食になるようなパンなのです。
何回かトーストするうちに焼き方を工夫するようになり、私好みのセオリーができました。たかがトーストと侮るなかれ。焼き方で味は変わります。トースターやオーブンのくせをつかむことが第一ですが。
食パンを販売しているわけではないのですが、ご参考までに私の焼き方です。
まず、厚さは6枚切りくらい。焼き方が浅いと天然酵母の酸味を強く感じるので、いつもより長めに焼きます。そして、よつ葉バターの場合は溶けにくいので、トースターから取り出す前にまず1片(10g)を焼き色がついてきたパンの一番色が濃いところに載せる。いい感じに焼けたら取り出して、さらに1片を追いバター。それを全体に伸ばします。溶け切れずに塊が残っているくらいがベスト。
※カルピスバターの場合はよつ葉より溶けるのが早いので取り出してから塗ってもOK。お店ではカルピスバターでご提供しています。
※トースターによっては途中で1回ひっくり返す作業が必要。
一口かじると、ズワクッ(ミスタイプではありません)といい音がするのと同時にバターのじゅわ〜と小麦の香ばしさがじわ〜と広がってしあわせな気持ちになります。焼くと外はざっくりですが、中はもっちり感もある。今まで食べたことのない風味と食感に1斤食べ終わる前にすっかりハマってしまい、冷凍庫に常備するようになりました。
このトーストをぜひ紅茶と一緒に味わっていただきたいなあと思い、月に1回だけですが、お出しするようになった次第。
料理家の野村友里さんの本にも詳しく紹介されていて、表紙にもなっています。