包丁のサイズダウン

前回に続きスペインのブランド、PALLARÈS(パラレス)のナイフをご紹介します。今日はキッチンナイフといわれるオーソドックスなタイプ2サイズです。
左が刃渡り16cm、右が13cm。
日本で作られている三徳包丁と呼ばれる万能タイプは18cmが一般的。GLOBALも有次も柳宗理も18cmです。私も長らく18cmのGLOBALの文化包丁を使っていたのですが、歳を重ねるにつれてだんだんと大き過ぎると感じるようになり、最近は大きなすいかや白菜を丸ごと切るときにしか出さなくなりました。また、16cmくらいでほぼ事足りることにも気づき、料理にはこちらと果物を剥いたり薬味を切ったりする用のペティナイフがあればそれで十分と思うように。
小さなナイフが1本あればいいと料理家のタサン志麻さんもおっしゃってました。研ぎを繰り返して細ーくなっている小さなナイフでどんな料理も作られているのでとても説得力がありました。
16cmのキッチンナイフとGLOBALの文化包丁18cmを並べてみるとこんな感じです。2cmの違いは大きいですね。刃の幅も違うので余計にPALLARÈSは小さく、GLOBALは大きく見えるのかもしれません。念のためメジャーで計ってみましたが16cmと18cmでした(当たり前)。
こちらもスプレッドナイフと同様、ツルツルとした丸い柄です。人間工学に基づいて作られているので長く持っていても手にかかる負担が少なく疲れにくいのではないかと思います。
説明書のイラスト、13cmの方はラディッシュ、16cmはキャベツと用途にちなんでいるのがいいですね。こちらもボックス付きです。
長年使っている包丁、少し小ぶりなものにサイズダウンしてみませんか。

PALLARÈS キッチンナイフ
13cm ¥7,700
16cm ¥9,460

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