安心の業務用ティーポット+ティーポットの洗い方

紅茶を淹れるときに欠かせないティーポットは、陶器・ガラス・ステンレス・ホーローなど実にさまざまな素材のものがあります。私も数点所有していますが、一番しっくりくるのはやっぱり白の磁器です。

元来、中国からヨーロッパに渡って広まった紅茶文化は磁器の発展とともにありました。故に歴史的にも紅茶と磁器は切っても切れない関係にあるのです。

優雅なアフターヌーンティーに代表されるような紅茶文化で真っ先に思い浮かぶポットは繊細な模様が描かれた薄手のボーンチャイナかもしれませんが、日常使いでおすすめしたいのは気遣いのいらない業務用です。

業務用、当店ではパリのカフェやレストランでも使用率の高い、PILLIVUYT(ピリヴィッツ)社のものをおすすめしています。

ピリヴィッツの食器は30年程前に初めて手に取り、今でも毎日目にしていますが、目に入る度にしみじみいいなあと思います。まさに飽きがこないデザイン。

今回ご紹介するのはヨーロッパシリーズのティーポットです。

本体がまん丸になっておらず寸胴なところ、持ち手や注ぎ口が肉厚なところ、蓋のデザインなどが真摯に仕事を全うしてくれそうで頼もしいなあと感じます。
特に蓋の持ち手が角ばっていて独特です。持ちやすいかと言われればそうでもないのですが、一般的な小さな丸型だと落としたときに真っ先に取れそうですので安心感はあります。
裏側はポットを傾けたときに外れないよう引っ掛かりのある仕様になっていますので片手で注ぎやすいです。
画像ではわかりにくいのですが、持ち手の上のところが親指を置きやすいように少しだけ凹んでいます。素っ気ないくらいシンプルに見えて、よく見ると実にこまかいところまで設計されているのです。
紅茶は蒸らし終わったら、勢いよく注いで問題ありませんのでこのくらいの注ぎ口の方が入れやすいかもしれません。マグカップにならなおさらです。
忘れちゃいけないバックスタンプ。
容量は満水で400ccなので1人分ならティーカップで2杯、マグカップで1杯半くらいでしょうか。1人で1杯目をストレート、2杯目をミルクティーで飲むとき、ミルクの容量を足してもちょうどいい大きさです。

茶漉しが付いていませんので、ぜひこちらのティーストレーナーをご一緒にどうぞ。
磁器の白はシルバーと相性がいいですね。昔から大好きな組み合わせです。
ところで、ティーポットでお茶を入れたときの「洗いもんめちゃめんどくさい問題」について。一日に何度もポットでお茶を淹れるけど、超がつくほどズボラな私のやり方をご参考までに記しておきます。

ポットを洗うときは、まず、シンクで注ぎ口の方から水を入れて中に残っている茶葉を茶漉しに出し切ってしまいます。小さい茶葉なら1〜2回、大きめなら数回「水を入れて茶葉を出す」を繰り返します。大きめの注ぎ口はこのときに茶葉を出しやすいというのも利点。
茶漉しで受けた茶葉は古新聞やフライヤーなど不要な紙の上に出します。そのまま包んでゴミ箱へポイ。空になったポットはアクリルたわしやヘチマスポンジで水洗いすれば、洗剤不要で茶渋もつきにくいです。
この方法だと洗剤がついた食器やスポンジを濯ぐ手間が省け、茶葉が三角コーナー(うちにはありませんが)や排水口のゴミ受けに溜まることもありません。手も荒れにくくなるのではないでしょうか。水道代だけちょっとかかりますが、ポットの中に手を入れて茶葉を出したり排水口に流してゴミ受けを掃除したりする手間代だと思えばそのくらい、です。

文章だとわかりにくいという方は店頭でお話ししますのでぜひお尋ねください。洗い物の負担が少しでも軽くなることによって、ポットでお茶を淹れてくれる方が1人でも増えたらうれしいなあと思う今日この頃です。

PILLIVUYT ヨーロッパティーポット 400cc ¥6,380

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