かなり間が空いてしまいましたが、こちらの続きです。
熊本・お茶のカジハラさんの2026年の春摘み、当店では品種自体が初めての入荷となる「いずみ」です。
いずみは栽培管理がむずかしいこともあってか、作られている茶園は全国でもごくわずか、カジハラさんでも収穫は少量という希少品種です。
最大の特徴は独特のフルーティーな香り。そのアロマはマスカットやマンゴーに例えられることがありますが、私は桃が一番しっくりきました。桃の香り、確かにします。
渋味はほぼありません。なので紅茶特有の渋味(ボディと表現されることも)がお好きな方には、紅茶っぽくないと感じられるかもしれません。
茶葉は他の春摘み同様大きめ。普通の紅茶の淹れ方で問題ないですが、もっと香りが立つようにするには、中国茶のように少し冷ましたお湯で抽出時間を短めにすることです。
水色は私の写真では全く再現できていないですが(できてないのに載せるんかーい)、とても明るく、カジハラさんは「淡金色」と表現されていました。「あわがねいろ」と読みます。実際は写真より少し黄味が強い色です。
いずみは元は釜炒り茶(緑茶)用の品種だったこともあり、二煎目もOK。
和紅茶の淹れ方の説明に「二煎、三煎と楽しめます」と書いてあることがありますが、正直、二煎目をおいしく飲めたことがなく・・・海外の紅茶と同じように抽出は1回だけにしていました。
| 左:一煎目、2分半抽出 右:二煎目、3分抽出 |
が、いずみは飲んでみていけそうだったので二煎目も淹れてみたところ、遜色なく味わえました。なんなら、カジハラさんは二煎目がおすすめ(!)とのこと。
ぜひ煎茶のように淹れてみてください。
春摘みは香りを楽しむタイプが多く、中国茶っぽさも感じます。なので、マグカップやティーカップではなく小さな茶器で少量ずつ何度も飲んだり、中国のお菓子やドライフルーツと合わせるのも新鮮でいいかもしれません。
9月のお茶会はこのテーマでいこうと企画中です。
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