"嗜む"グラス

朝晩の風の涼しさに、もう秋?とちょっとさみしいくらいだったのも束の間、寒の戻りならぬ暑の戻りと言いたくなるような暑さですね。

秋っぽいものをとり上げようと思っていたのですが、予定変更、グラスにします。

以前にオールドの6ozをご紹介したコンパクトシリーズから、Mタンブラーの5ozです。

「タンブラー」という形のバリエーションもあるのですが、「Mタンブラー」はそれより少しだけ背が低く口径が広いため、小さくてスリムな割に安定感があります。

左から6ozオールド、10ozオールド、5ozMタンブラー

極薄ガラスの「コンパクト」は、60年代頃から東京や京都の高級割烹店で和食に合わせるビール用として作られていたものを元に、職人が手吹きしているシリーズ。

5ozMタンブラーはフォルムといい、サイズといい、まさに和食に合わせるビール用そのものといった感じです。

私が子どもの頃、大人たちは家でもお店でもビールといえばこんな一口グラスで何度も注いだり注がれたりしながら飲んでいたものでした。

メーカーのロゴが入ったノベルティグラスもジョッキや背の高いビールグラスではなく、手の中にすっぽりと収まる、薄めのものが主流だった気がします。

いつの間にビールはジョッキで一気に大量に飲むものになったのかしら?

ぐびぐび飲むというよりは、ゆったりと嗜むというのがしっくりくるグラス。

たまには、ビールに限らず、お茶でもお水でもジュースでも小さなグラスで少しずつ味わうというのも品も趣もあっていいものです。

光のあたり方によっては縁が見えなくなるくらい薄いグラス、残暑払いに取り入れてみてはいかがでしょう。

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