新商品が続々と入荷していますが、ブログはマイペースにいきます。今日は前回に続きインド最古の紅茶ブランド、SUN-CHA(サンチャ)の商品のご紹介です。
思い起こせば、私が一番最初にサンチャの紅茶を飲んだのは20年くらい前。当時仲のよかった友人がインドを旅した際、私が紅茶好きなのを知っていてお土産として買ってきてくれたのでした。その時もらったのものは布製の巾着に入っていてパッケージは簡素だったのですが、飲んだらすごくおいしくてびっくりしたのを覚えています。たしかダージリンとアッサムだったと思います。その後、日本で売っているところを探したけれど、見つけられず・・・しばらくして成城石井が関西にやってきてから発見。でも、随分前に成城石井からも姿を消してしまいました。
現在、このミニサイズは他の雑貨屋さんなどでも時々見かけます。当店での取り扱いもしばらくはこのサイズだけの予定ですがご要望があれば100gサイズも入れますね。
さて、今回はアッサムです。アッサムは紅茶をあまり飲まない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。アッサム州はインド最大の紅茶生産地域で、インドで生産されている紅茶の半分以上がアッサムというくらい代表的な品種です。
コクがあって「モルティー」といわれる麦芽のようなフレーバーが特徴。ラベルにも「Tea for Chai」とある通りミルクティーに向いています。インドでチャイとは煮出したミルクティーのことで、必ずしもスパイスが入っているものを指しているわけではありません。もちろん、日本で一般的に使われているチャイにも向きます。紅茶鑑定士のカプール氏が選定するアッサムはストレートでもおいしいのが売りのようですが、個人的にはミルクを入れた方が好きです。
CTCといわれるコロコロとした小さな粒のような茶葉なので蒸らし時間も少なめ、3分程度でOKですが、入れっぱなしにしていても渋くなりません。
そう言えば、紅茶アドバイザーの資格を取るための研修のとき、「イラチ(関西弁でせっかちの意)やからCTCの茶葉しか飲まれへん」と言ってた方がいらしたなあ。気持ちはものすごくよくわかります。
お菓子は何が合うか考え、試したところ、西宮トラピストのサブレが最高でした。バターがたっぷり使われているので濃厚なミルクティーにぴったり。実は今朝もこの組み合わせでお茶したのですが、一人で「おいし」と声に出して言ってしまいました。逆にちょっとすっきり、ストレートティーが飲みたいときはニルギリも合うのでこのティータイムセット、おすすめです。