今日は当店でお出ししているアイスミルクティーの作り方をご紹介します。
茶葉はホットで淹れるときにもミルクを入れることをおすすめしているケニア山の紅茶・こどもPF1を使います(親子の方でもOK)。
おうちで紅茶を淹れるのにいちいち計量する方は稀だと思いますが、実験みたいで楽しくもあるのでやってみてください。こればかりは目分量ではむずかし過ぎます。【ベースの作り方】
カフェ・オ・レベースの紅茶版のようなテ・オ・レベースを作ります。
①小鍋に茶葉 :水=1:10を入れる。
写真では作りやすい分量として茶葉20gに対して水200ml入れています。これで約4人分弱。何人分取れるかはグラスの大きさにもよります。余ったら冷蔵庫にストックしておいても。
②中火にかける。こんな感じですぐ沸いてくるので目を離さずに様子を見ておく。③茶漉しで漉す。ピッチャーやサーバーなど注ぎ口のあるものに入れておくと後でラクです。このとき、最後の1滴はもちろん、多少はスプーンで絞りだしても大丈夫(これ以外の紅茶を淹れるときはえぐみが勝つので絶対やりませんが)。
さて、ここからさらに楽しい作業。当店の場合、満水で366ml入るボデガタンブラーの370サイズでお出ししているのでそれにちょうどいい量です。
【割り方】
①氷をいっぱい入れたグラスと
テ・オ・レベース:ミルク=1:2を用意。
こちらはベースが多めの配合なのでお好みでミルクの割合を増やしてください。
(ミルクはできれば低温殺菌のもの、なければ「生乳」と書いてあるもので。「加工乳」や「乳飲料」は牛乳の顔をした別物ですのでご注意を)
②最初にミルクを入れます。③次にテ・オ・レベースを氷に沿わせるようにしてそっと注ぎます。最後に氷が足りないようなら少し足してできあがり。ベースがかなり濃厚なのでよく混ぜてから飲んでください。このままでもいいのですが、個人的には甘味を加えた方がおいしいと思うので当店ではグラニュー糖よりやさしい甘さのきび糖で作ったシロップをお付けしています。
甘味は茶葉を漉したあとに砂糖を加えてもいいのですが、それだと調整ができないので飲みながら個人の好みにできるシロップ後足しがおすすめです。
シロップもぜひおうちで作ってみてください。作るといっても、お好みの砂糖:水=1:1を弱火にかけて溶かすだけです。市販のガムシロップとは別物で身体にもやさしいですし、日持ちもします。
元々アイスストレートティーにミルクを入れただけのもの、特に氷が溶けかけた状態のものが苦手でしたが、この方法で淹れると氷が溶けてもおいしく飲めました。今回はケニア山の紅茶を使いましたが、アッサムなどCTC(コロコロとしたまん丸の茶葉)でコクのあるものなら何でもいいのでお好みを探してみてください。
暑いし洗い物も大変やし家でここまでやるなんて無理やーという方はぜひ飲みにいらしてください。私が心を込めてお淹れします。冷たいバウムクーヘンにも合いますよ。
ケニア山の紅茶・こどもPF1 リーフ 250g ¥1,444
ボデガグラス 370 ¥770
イートイン・アイスミルクティー ¥500
お問い合わせはお手数ですがCONTACTよりお願いいたします。