Tea Time Vol.19

紅茶の雑誌「Tea Time」、11月1日に発売になったばかりの最新号が入荷しました。今回の特集は「英国ティータイムとアフリカ紅茶のおいしい関係」です。

紅茶好き&イギリスかぶれの私はタイトルとカバー写真を見ただけでウキウキしてしまいます。写真は大段まちこさん
ちなみにこのティーポットのサインの写真は大段さんが主宰するブランドLOLITの2026年カレンダーにも使われていて、当店でもお取り扱いさせていただいていますのでよろしければチェックしてみてください。

さて、「Tea Time」は今回も盛りだくさん、これでもかと言わんばかりに詰め込まれた充実の内容です。一番最初の見開きの写真も大段さん撮影。やっぱりかわいいなあ。
近年の日本における紅茶市場は、古くからの原産国であるインドやスリランカからの直輸入品、まさに今号のテーマであるケニアを中心としたアフリカ、さらにネパール・インドネシアなどの品種に加えて国産の和紅茶も注目され、ありとあらゆる種類が出回るようになりました。が、生産国ではないけれど、やはり紅茶文化といえばイギリスですよね。

ロンドンのデパートやスーパーマーケットの紅茶売り場、ティールームなどのページを見ていると改めてそう感じました。イギリス行きたーい!
「紅茶な人々」という連載コーナーは、名古屋で紅茶といえばのえいこく屋さん。紅茶好きな方ならご存知の方も多いのではないでしょうか。当店のお客様でも長年贔屓にされてる方もいらっしゃいますし、私も20年くらい前からお世話になっています。
東京スパイス番長こと、水野仁輔さんのインド旅行記は読みながらついニヤけてしまうおもしろさ。上質なダージリンを作ることで有名なインドの老舗茶園・マカイバリでの試飲体験記。
マカイバリ茶園のことは紅茶業界にいるとよく耳にします。インドで初めてオーガニックティーの生産を始めた茶園とありますね。バイオ・ダイナミック農法も取り入れているようで興味深い。バイオ・ダイナミック農法については以前のブログで少し触れています。
私も講義を受けたことのある紅茶鑑定士・田中哲先生の古希の紳士9名のアフタヌーンティーレポートもあります。これがめちゃくちゃ楽しそう!70代から紅茶を勉強し嗜む紳士、すてきです。男性ばかりだと「おっ家内」がいなくていいという一言に笑ってしまいました。
他にも見どころ読みどころ満載、雑誌といっても広告なしでテキスト多め、でもオールカラーの立派な書籍です。
紅茶やイギリス好きな方へ、食べ物や飲み物ばかりではなくたまにはこんな本のプレゼントも気が効いていているのではないでしょうか。

店内でも座って読んでいただけますのでぜひ手に取ってみてください。

Tea Time Vol.19 ¥1,540

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