フランスの老舗キッチンツールメーカー・Roger Orfèvre(ロジェ・オルフェヴル)から小さな木のスプーンのご紹介です。
木製カトラリーは巷にあふれていますが、他にはなかなかない要素が詰まっているのがこちら。まず、白木であること。価格問題もあり、だいたいがチークなどのブラウン〜ダークブラウンなので白木のカトラリーって本当に見ないです。全くもって個人的な好みなのですが、白木の方がいいです。なんとなく清潔感もありますし。
次に、小さいこと。いや、小さい木のスプーンなんていっぱいあるやろとお思いでしょう。それがここまでのもの(右側)はなかなかないのですよ。後ほど詳しく書きますね。
最後はデザインが良いこと。奇を衒わない、「映え」を狙っていない素朴さで見た目にもかわいいところが大変好ましいです。
さて、それぞれの詳細です。
大きい方は「マスタードスプーン」という名前がついていますが、はちみつやジャム、調味料など何に使ってもいいです。
一般的なスプーンにあるくぼみ部分がなくマドラーのような形状ですが、コーヒーや紅茶も混ぜるだけならティースプーンじゃなくこちらでもいいですね。柄の先の丸がなんともキュート。小さい方は「ソルトスプーン」。こちらは名前の通り、塩用に最適です。
普段の料理では、他の調味料より塩は少量なことが多いです。よって、容器も小さい方が塩梅がいい。でも、その中にぴったり収まるサイズのスプーンってなかなかなく、手でつまむと爪に塩が入るし(お客様談・笑)、スプーンに合わせて容器を大きくすると使い切る前に塩が湿気てしまいます。
そんなわけで小さいスプーンがあるといろいろと整って気持ちいいわけです。
当店で地味に人気のグラス・マルコと蓋をセットでお使いいただいているお客様に教えていただいたのですが、こちらにもちょうどいいサイズです。
重ねることもできます。岩塩と海塩で分けてもいいですね(細かい)。材質は柘植(ツゲ)です。こぎつねコンコンの童謡に出てくる、♪紅葉のかんざし、つげのくし〜のツゲです。この歌の通り、日本では髪をとかす櫛によく使われていた木材ですが、ヨーロッパのツゲは「西洋ツゲ」といって日本に生息している種類とは違うようです。定番で取り扱いしているスペインのナイフの持ち手も同じ西洋ツゲでとても触り心地がいいです。
小さなアイテムひとつで日常の些事が快適になることってあるものです。ミニスプーンの導入 or 新調、いかがですか。Roger Orfèvre マスタードスプーン H110×D20mm ¥715/ソルトスプーン H70×D15mm ¥715