紅茶の雑誌「Tea Time」、最新号が入荷しています。今回の特集は「アジアのティーカルチャー 紅茶の源流を訪ねて」です。
アジアは紅茶に限らずさまざまなお茶のルーツとなる地域。
そこを深掘りして120P程度の書籍にまとめるのは至難の業だったと想像するのですが、実にうまく凝縮されています。今のアジアの紅茶の概略を知る上では最高の資料になり得るのでは。
巻頭は台湾の紅茶。8Pにわたり、台湾紅茶専門ブランド・SUITEAの上野さんがていねいに辿る旅。以前の記事にも書いた紅玉紅茶も出てきます。
シンガポールを代表する紅茶ブランド・TWG Teaについてはラグジュアリーなアフタヌーンティーまでうっとりする内容を詳細に取材されています。
他にも中国・日本はもとよりバングラデシュ・韓国・インドネシア・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・香港・タイなどアジア各国の多種多様な紅茶がこれでもかというほど登場するのですが、個人的に最近注目してよく飲んでみているネパールの紅茶が出てこなかったなあ。インドに近いからかしら。
毎号楽しみにしている文化的な方々の連載も今号は特におもしろいです。
甲斐みのりさんが神戸にしむら珈琲店(大学時代バイトしていた古巣!)について書かれていたり、紅茶紳士(勝手にこう呼ばせていただいている)田中哲先生のテーマは「ジャムで紅茶を楽しむ」。探究心をかき立てられます。ジャムと紅茶のポテンシャルについては私も過去に書いたりしていたもので・・・ただのペアリングの話ではなく歴史的背景についても書かれているので勉強になります。
あと、雑貨屋の端くれとしましては、三品輝起さんのコラムにも注目しています。雑貨&イギリス好きとしては大段まち子さんの写真も、例に漏れずキュンキュンきております。
紅茶の本ではあるのですが、歴史・料理・旅・小説・映画・写真・雑貨などのジャンルにちょっとでも引っかかる方はとてもおもしろく読めるユニークな内容となっています。
店内では紅茶を飲みながら読んでいただけるようにしていますのでぜひお手に取ってみてください。
Tea Time Vol.20 A5版 128ページ ¥1,540
オンラインクレジット決済・ポスト投函便(全国一律300円)でお送りできます。
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