こまどり菓園さんからスコーンが届きました。その名も「グッドモーニングスコーン」。
スコーンは「クリームティー」(紅茶とスコーンのセットのこと)というワードがあるくらい、紅茶とは切っても切れない焼き菓子。紅茶といえばスコーン、スコーンといえば紅茶。
あくまで個人的見解ですが、スコーンの食感には大きく分けて2タイプあります。一つは割るとほろほろと崩れる柔らかいもの、もう一つはサクサクというよりザクっとした食べ応えのあるものです。私は後者が好きで、かつ甘い具材がたくさん入っていない、生地に抹茶やアールグレイなどが練り込まれていないシンプルなものを探していました。スコーンを見つけたら買って結構食べていた時期があるのですが、その中で食べたこまどり菓園さんの硬派ともいえるスコーンはまさに理想的でした。
スコーンはアフタヌーンティーで食べるイメージが強いと思いますが、こちら、具材はローストされたくるみのみ、全粒粉が入っているのでさらに香ばしく、甘さはほんのり程度なので朝ごはんにぴったりだと思います。アルミホイルに包んで中まで温まるくらいオーブントースターに入れたら、最後にアルミホイルを取ってさらに外がザクっとするくらいまで焼いてください。取り出すときに漂う香ばしい香りにじんわりとしあわせな気持ちになります。食べ応えがあるので1個で大満足。合わせるのはクロテッドクリームや生クリームでももちろんいいのですが、朝なのでこまどりさんが推奨されている「冷たいバター」でいただきます。バターは個人的にはよつ葉の有塩がおすすめです。生地自体が噛むといろんな味がするのでバターだけで食べるところを、今朝は自家製のいちごジャムがあったので添えてみました。
ここからさらに私の好きな食べ方。横に半分に割り、バターを「塗る」のではなく「乗せて」いただきます。写真の通り、冷蔵庫から出したてのものを、たっぷりです。バターを一緒に食べる感覚です。ジャムも塗るのではなく乗せるイメージで。そして、大きな口を開けて、スコーン、バター、ジャムが三位一体となるようにかぶりついてください。そのあとに飲む紅茶のおいしいことったらありません。アッサムやケニアなどのミルクティーが一番合うのでいつもはそうするのですが、今朝は湿度が高くてミルクを入れるのがためらわれました。そこで濃いめに淹れたストレートのニルギリに。合いました。他にストレートならお茶のカジハラさんの香駿もいいと思います。
そうそう、これも完全な独断と偏見なのですが、スコーンは形も侮れないと思っていまして、丸より四角の方がなんとなくおいしそう、というかおいしいのです。見た目によることはもちろん、四角は角がたくさんある分、焼くとそこがさらにザクっとして好みの食感になるからではないかと分析しております(知らんがな)。
パッケージも例に漏れず手間がかかっていて、スリーブのイラストはピッチャーとカフェオレボウルの2種類あります。福田里香さんの「包装までが製菓です」というハッシュタグを思い出しますね。
休日のブランチに紅茶と一緒にぜひ。
こまどり菓園 good mornig scone ¥421
【セットにしたテーブルウェア】
ろくやおん。カッティングボード(ニガキ) ¥2,640
LOBBY バターナイフ ¥715
seiken製作所 三重丸の器(入れ子の3点セット、写真は小さいもの2点) ¥3,630
moderato カップ&ソーサー(写真はカップのみ使用) ¥4,180
お問い合わせ・ご感想はCONTACTからお願いいたします。